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概要:前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比313円26銭安の2万1142円75銭となり、大幅に続落した。欧州中央銀行(ECB)が経済見通しを引き下げ、利上げの先延ばしを表明したことで世界景気の減速懸念が広がっている。日経平均は米国株が4日続落したことが嫌気され、朝方から売りが先行。さらに上海株が反落して始まると、前引けにかけて下げ幅を拡大した。 株式市場が推計する日経平均先物3月限のSQ(特別清算指数)値を下回って推移したとも上値を重くしたとみら
[東京 8日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比313円26銭安の2万1142円75銭となり、大幅に続落した。欧州中央銀行(ECB)が経済見通しを引き下げ、利上げの先延ばしを表明したことで世界景気の減速懸念が広がっている。日経平均は米国株が4日続落したことが嫌気され、朝方から売りが先行。さらに上海株が反落して始まると、前引けにかけて下げ幅を拡大した。
株式市場が推計する日経平均先物3月限のSQ(特別清算指数)値を下回って推移したとも上値を重くしたとみられる。
6日に経済協力開発機構(OECD)が2019年と20年の世界の経済成長率見通しを下方修正したのに続き、ECBが7日、2019年のユーロ圏の経済成長率見通しを引き下げた。米中通商合意への織り込みが進んで次の材料が待たれる中、世界景気の先行き懸念が投資家心理を冷やしつつある。
午後は日銀のETF(上場投資信託)買いの期待から下げ止まる可能性がある。一方、市場からは「今晩の米雇用統計が予想を下回ると米国株がさらに売られる可能性がある。それを警戒して日本株にも手じまい売りが出やすい」(国内証券)との声も出ていた。
TOPIXは1.29%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆7385億円。東証33業種の全てが値下がりする全面安商状で、海運、保険、証券、機械などが値下がり率上位に入った。東京エレクトロン(8035.T)やアドバンテスト(6857.T)、ファナック(6954.T)など、値がさのハイテク株も軟調に推移した。
東証1部の騰落数は、値上がり134銘柄に対し、値下がりが1965銘柄、変わらずが34銘柄だった。
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