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概要:米バーガーキングは1日、ミズーリ州セントルイス周辺の59店舗で「肉を使わないハンバーガー」の販売を試験的に開始した。食肉の代わりに植物を原料とした人工肉を使っており、こうした動きは世界中に広がりを見せている。
米バーガーキングは1日、ミズーリ州セントルイス周辺の59店舗で「肉を使わないハンバーガー」の販売を試験的に開始した。食肉の代わりに植物を原料とした人工肉を使っており、こうした動きは世界中に広がりを見せている。
新たに販売されたバーガー「インポッシブル・ワッパー」は、バーガー・キングがシリコンバレーの新興企業インポッシブル・フーズと共同開発した。
インポッシブル・フーズのパット・ブラウン最高経営責任者(CEO)は「バーガーキングはわが社の製品を商品に採用しただけでなく、同社のブランドである『ワッパー』を商品名につけてくれた。これは大きな励みだ」と語った。
インポッシブル・フーズは2年前に人工肉のバーガーパティを発売。遺伝子操作した酵母がヘムと呼ばれる主成分を生み出し、まるで本物の肉のような味わいと、肉汁が滴るパティを実現させた。
こうした取り組みは他にもあり、ライバル企業ビヨンド・ミートは今年1月、植物を原料にしたハンバーガーを米ファーストフード店で発売したほか、米マクドナルドもスウェーデンで大豆を使ったハンバーガーをテストしている。またネスレは、欧州で同様の商品の発売を計画中だ。
インポッシブル・フーズのブラウンCEOは、同社研究施設にバーガーキングのものと同じ調理器具を導入。大量のパティを焼いて、味の再現に努めたと話す。
「われわれの商品はすでに6000を超える店舗で販売されている。バーガーキングで正式採用されれば、一気に全米に広がる。さらに7000以上の店舗が加わる見通しだ」と述べた。
植物を原料にした人工肉に注目が集まっているのは、大規模な食肉生産が環境に及ぼす影響に関心が高まっているためだ。
「インポッシブル・ワッパー」の気になるお値段だが、通常の食肉を使った「ワッパー」よりも1ドル(約111円)程度高く設定されている。
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