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概要:IBMが16日発表した1-3月(第1四半期)決算では、クラウドコンピューティングと人工知能(AI)、コグニティブソフトウエアという同社の将来が懸かる部門で減収となった。
IBMが16日発表した1-3月(第1四半期)決算では、クラウドコンピューティングと人工知能(AI)、コグニティブソフトウエアという同社の将来が懸かる部門で減収となった。
クラウドとコグニティブソフトウエアの売上高は1-3月期に2%減少し、50億ドル(約5600億円)。クラウド収入だけでは前年同期比10%増加したが、前四半期に比べて伸びは鈍化した。発表資料によると、同社の事業部門は全般に売上高が減少ないしほぼ横ばいだった。株価は時間外取引で一時約4%下落した。
ジム・カバノー最高財務責任者(CFO)はクラウド部門の伸び鈍化の背景としてドル安に言及。為替相場変動の逆風を除けば、クラウド収入は1-3月期に12%増加し45億ドルと、前四半期の2倍のペースだったと同CFOはインタビューで述べた。
同社全体の1-3月期売上高は182億ドルと、前年同期比で4.7%減少。アナリスト予想平均の184億ドルに届かなかった。調整後1株利益は2.25ドルで、アナリスト予想は2.22ドル。
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