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概要:2019年も閉店ラッシュは続くが、2020年はもっと悪化するとの見方も。
過去10年で小売業の雇用が最も失われたのは、ウェストバージニア州、バーモント州、ロードアイランド州だ。
AP
アメリカでは過去10年で、“小売業の崩壊”の影響によって数十万人が職を失った。
2019年に入って、これまでに6100以上の店舗が閉店されることが分かっている。これは、すでに2018年の数を上回っている。
中でも過去10年で小売業の雇用が最も失われたのは、ウェストバージニア州、バーモント州、ロードアイランド州、オハイオ州、コネティカット州、メリーランド州だ。
“小売業の崩壊”に、終わりはまだ見えない。商業不動産会社クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield)の推計によると、2019年に約9000店舗、2020年に1万20000店舗の小売店が閉店する見込みだ。
小売店の閉店や破産、清算が相次ぐアメリカでは、過去10年で小売業に従事する数十万人が職を失った。
こうした状況から回復し始めている州もある一方で、中西部や北東部の一部地域を中心に、まだまだ苦戦している州もある。
中でも過去10年で小売業の雇用が最も失われたのは、ウェストバージニア州、バーモント州、ロードアイランド州、オハイオ州、コネティカット州、メリーランド州だ。
アメリカ労働統計局のデータによると、これらの州では2007年1月から2019年2月にかけて、それぞれ6~10.3%の小売業の雇用が減った。
Shayanne Gal/Business Insider
一方で、ワシントン州、ユタ州、ワシントンD.C.ではいずれも同時期に小売業の雇用が少なくとも20%増えた。
小売店の閉店がますます増える中、小売業の雇用が不況前の水準まで回復していない州は、苦しい状況が続くことになるかもしれない。閉店は、店がオープンするペースを上回り続けている。
商業不動産会社クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドによると、アメリカでは2017年に8000店以上が閉店し、1年でこれほどの店がクローズするのは史上初のことだった。別の商業不動産会社CoStar Groupによると、翌2018年には閉店した小売店舗の面積が史上最多を記録した。
そして、2019年も新たな記録を作りそうだ。
アメリカでは2019年に入って、これまでに6100以上の店舗が閉店されることが分かっている。これは、すでに2018年の数を上回っている。一方で、今年オープンが見込まれている店の数は約2100店舗だ。
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドは、最終的に約9000店舗が2019年に閉店するだろうと見ている。2020年には、さらに1万20000店舗の小売店が閉店する見込みだという。
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[原文:The pace of store closures is on track to accelerate after hitting record highs. This map shows where Americans are feeling the most pain.]
(翻訳、編集:山口佳美)
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