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概要:25日のアルゼンチン金融市場は前日に続き大幅下落。市場が示唆する国債デフォルト(債務不履行)の確率は60%超に上昇した。マクリ大統領が今年、ポピュリストの対立候補を抑えて再選できるかどうかを疑問視する見方が背景にある。
25日のアルゼンチン金融市場は前日に続き大幅下落。市場が示唆する国債デフォルト(債務不履行)の確率は60%超に上昇した。マクリ大統領が今年、ポピュリストの対立候補を抑えて再選できるかどうかを疑問視する見方が背景にある。
アルゼンチンのドル建て短期債の利回りは一時20%に上昇し、ディストレスト債と見なされる領域に入った。クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場が示唆する5年間のデフォルト確率は61%(1年前は23%)。外国為替市場ではペソが対ドルで一時1ドル=46.53ペソまで下げ、最安値を更新した。
アルゼンチンは昨年、国際通貨基金(IMF)から560億ドル(約6兆2500億円)の融資枠を獲得し、混乱を乗り越えたが、今週の急落で事態は急変。同国は再びリセッション(景気後退)入りしており、インフレ率は50%を超えている。10月27日投票の大統領選に関する世論調査では、ポピュリストのフェルナンデス前大統領が支持率を上げており、マクリ大統領が敗北するとの懸念が投資家の間で広がっている。
RBCキャピタル・マーケッツのストラテジスト、タニア・エスコべド・ジェーコブ氏は「政治の継続性は今も大半の投資家が織り込んでいるシナリオだが、今週は一部がその見解を見直しているのではないかと思う」と述べた。
マクリ大統領
Victor J. Blue/Bloomberg
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