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概要:欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
◎NY外為:ドル上昇、FOMC議事要旨が利下げは「保険」と指摘
21日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが小幅上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合(7月30、31日)の議事要旨で、同会合で実施した利下げについて、「サイクル半ばの調整」の一環と大半の当局者が捉えていたことが示された。当局者らが持続的な米景気拡大を引き続き確信していることも明らかになった。
ニューヨーク時間午後4時40分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%高。相対的に薄商いの中、ドルは主要10通貨に対して高安まちまち。同10通貨ではスウェーデン・クローナが上昇率トップ。円とスイス・フランは下げが目立った
ポンドは下落。ドイツのメルケル首相は英国の秩序だった欧州連合(EU)離脱が望ましいが、合意なき離脱に備えていると発言
米小売企業の堅調な決算に支えられ、リスクセンチメントが改善、株価が上昇した。株価はFOMC議事要旨の公表後に上げ幅を縮小
議事要旨では7月の0.25ポイント利下げについて、当局者らが長期的な利下げサイクルの一環としてみていなかったことが示された
「フェデラルファンド(FF)金利の今後の誘導目標レンジを設定する上で、選択性を維持することが重要だとの意見でメンバーらは総じて一致した」と記された
米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.59%。一時は5.1bp上昇の1.61%。市場では年末までの約61bp利下げが織り込まれている。20日時点では66bpだった
米ワイオミング州ジャクソンホールでの23日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長講演とフランスでの主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)が今週の主要なリスクイベント
ドルは対ユーロで0.1%高の1ユーロ=1.1084ドル。対円では0.4%高の1ドル=106円64銭
欧州時間の取引
ポンドが下落。ジョンソン英首相はドイツとフランスの訪問を準備している。ドルはFOMC議事要旨の公表を前に安定化した。
原題:Dollar Rises as Fed Minutes Echo ‘Insurance Cut’: Inside G-10(抜粋)
Pound Drops Before Johnson Meeting, Dollar Steadies: Inside G-10
◎米国株・国債・商品:株が上げ縮小、国債下落-議事要旨受け
21日の米株式相場は上昇。ただ午後にやや上げを縮める展開となった。米国債は下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨が、大幅利下げの用意があると示唆するまでに至らなかったことが手掛かり。
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FOMC議事要旨の公表後、S&P500種株価指数は日中高値を離れ、米2年債利回りは急伸した。議事要旨では、景気が悪化した場合には緩和に動く用意があるとした一方、委員会が7月利下げを長期的な利下げサイクルの一環だとは捉えていなかったことも示唆した。2年債利回りは10年債利回りを一時上回った。米国債市場では、年末までに約65ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げが織り込まれている。
この日の米国株は、小売りのターゲットやロウズの好調な決算も手掛かりに午前中は堅調に推移。トランプ大統領は、米国は「多分」、中国と貿易協議で取引するだろうと述べた。
S&P500種株価指数は前日比0.8%高の2924.43。ダウ工業株30種平均は240.29ドル(0.9%)上げて26202.73ドル。ナスダック総合指数は0.9%上昇。米国債市場では、ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りが3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し1.59%。2年債利回りは6bp上げて1.57%。
ニューヨーク原油先物相場は下落。米政府の統計でディーゼル油とガソリンの在庫が予想外に増加したことが示され、需要鈍化懸念が広がった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は45セント(0.8%)安の1バレル=55.68ドルで引けた。ロンドンICEの北海ブレント10月限は27セント高い60.30ドル。
ニューヨーク金先物相場は変わらず。 FOMC会合の議事要旨発表を前に様子見姿勢が強まった。議事要旨では、委員会が7月の利下げを長期的な利下げサイクルの一環だとは捉えていなかったことが示唆された。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は変わらずの1オンス=1515.70ドルで終了。議事要旨公表後の時間外取引では下落した。
◎欧州債:ドイツ債下落、30年債入札は需要低調-イタリア債上昇
21日の欧州債市場ではドイツ債が下落した。この日実施されたドイツ30年債入札では需要が目標の半分以下に沈み、入札管轄当局は発行規模が大き過ぎたと述べた。イタリア債は上昇。新政権が樹立され、総選挙を回避できるとの見方が広がった。
イタリア債は上げ幅を縮小。10年債利回りは一時7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて1.31%と、2016年10月以来の低水準をつけた
イタリアのマッタレッラ大統領は、市場にとってより望ましい新たな連立政権の樹立に向けて協議を促す見通し。これも同国債を後押しした
英国債は変わらず。10年債利回りは一時4bp上昇した場面もあったが、英国の合意なきEU離脱が中心シナリオになったとのフランス当局者の見方が伝わり、買いが入った
ドイツ10年債利回りは1bp上昇してマイナス0.68%、フランス10年債利回りはマイナス0.41%で変わらず。イタリア10年債利回りは4bp下げて1.33%
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