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概要:6日の米株式市場では、S&P500種株価指数が小幅ながら3日続伸。米国債は年限により高安まちまちとなった。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の最新の発言後も、当局の政策に対する市場の見方はほとんど変わらなかった。
6日の米株式市場では、S&P500種株価指数が小幅ながら3日続伸。米国債は年限により高安まちまちとなった。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の最新の発言後も、当局の政策に対する市場の見方はほとんど変わらなかった。
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S&P500種は2週連続でプラスとなった。パウエル議長の発言を受け、米金融当局が利下げするとの観測が強まった。次回の連邦公開市場委員会(FOMC)会合は今月17-18日に開催される。ハイテク銘柄は軟調。複数州の当局が反トラスト法(独占禁止法)関連でフェイスブックの調査を開始したことが背景にある。株価指数は午前中も堅調。8月の米雇用統計は追加の金融緩和を阻むほど強くはないと受け止められた。
S&P500種株価指数は前日比0.1%高の2978.71。ダウ工業株30種平均は69.31ドル(0.3%)高の26797.46ドル。ダウ平均もこれで3日続伸となった。一方、ナスダック総合指数は0.2%低下。ニューヨーク時間午後4時53分現在、米10年債利回りはほぼ変わらずの1.56%。
Eトレードの投資戦略担当バイスプレジデント、マイク・ローウェンガート氏は、「雇用情勢はここ数か月、浮き沈みが大きい。本日の予想を下回る統計と過去2カ月分の下方修正によって、雇用拡大ペースが緩やかになっていることが浮き彫りになった」とコメント。「統計は予想に届いておらず、今月の利下げ実施に向けた米金融当局の機運を十分高めた」と指摘した。
ニューヨーク原油先物相場は上昇。米雇用統計は弱く、原油需要見通しを曇らせるものと受け止められたが、その後パウエルFRB議長がリセッション(景気後退)懸念払拭(ふっしょく)に努めた。週足では7月以来の大幅上昇(2.6%高)となった。米国での石油掘削装置(リグ)の稼働数が3週連続で減少したとのデータも支援材料。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は22セント(0.4%)高の1バレル=56.52ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント11月限は59セント高の61.54ドル。
ニューヨーク金先物相場は続落。予想を下回る米雇用者数、リセッションは予想していないとのパウエル議長の発言を受け、日中は乱高下。過去60日間の金先物相場のボラティリティーは2017年2月以来の高さとなった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.7%安の1オンス=1515.50ドル。週間ベースでは0.9%下げ、2週続落となった。
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