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概要:23日の米株式市場では、薄商いの中をS&P500種株価指数が小幅安で引けた。米経済指標はおおむね市場予想通りとなったほか、米金融当局者からは必要に応じて行動する用意があるとの見解があらためて示された。
23日の米株式市場では、薄商いの中をS&P500種株価指数が小幅安で引けた。米経済指標はおおむね市場予想通りとなったほか、米金融当局者からは必要に応じて行動する用意があるとの見解があらためて示された。
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IHSマークイットが発表したデータで、米国が引き続き世界経済をけん引していることが示唆されたものの、S&P500種は小幅続落。出来高は30日平均を28%下回った。米短期金融市場の金利は安定を維持した。
S&P500種は前週末比0.1%未満下げて2991.78。ダウ工業株30種平均は14.92ドル(0.1%)高の26949.99ドル。ナスダック総合指数は0.1%下落。ニューヨーク時間午後4時47分現在、米10年債利回りはほぼ変わらずの1.72%。
マークイットの米国データを受けて、債券市場が発したリセッション(景気後退)のシグナルは誇張されていたとの確信が強まった。一方で欧州中核国の悲観的なデータは、世界経済のぜい弱性を明確に示した。米中貿易協議を来月に控え、市場は神経質な展開が続いている。世界の主要中央銀行から、成長押し上げにつながり得る行動や意思が示される可能性にも注目が集まっている。
インフォーマ・フィナンシャル・インテリジェンスの市場ストラテジスト、ライアン・ナウマン氏は「世界の成長は減速しつつあるが、米経済成長はなお順調に進んでいる」と指摘。「ニュースやデータには期待が持てるものの、まだ完全に霧が晴れたわけではない」と述べた。
NY原油先物は反発。主要石油施設を攻撃されたサウジアラビアはいつ生産能力を回復できるのか、相反する報道が出ている。ロイターは、月末までに完全回復するとの約束履行にむけ順調だと報道。これより先、米紙ウオールストリート・ジャーナルは攻撃を受けた工場の修復に「数カ月」かかる可能性があると伝えていた。一部アナリストはサウジの目標達成を懐疑的に見ている。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は55セント(1%)高の1バレル=58.64ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント11月限は49セント上昇の64.77ドル。
ニューヨーク金先物相場は続伸。ほぼ3週間ぶりの大幅高となった。独製造業のさらなる落ち込みで世界的な成長減速の兆しが示されたことから、逃避先としての金の需要が膨らんだ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は1.1%高の1オンス=1531.50ドルで終了した。
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