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概要:米企業が国外から本国に還流させた利益は、米議会が税制を改正し、企業に資金還流を促して以降、総額1兆ドル(約109兆円)を超えた。米商務省が19日に明らかにした。
米企業が国外から本国に還流させた利益は、米議会が税制を改正し、企業に資金還流を促して以降、総額1兆ドル(約109兆円)を超えた。米商務省が19日に明らかにした。
レパトリエーション(国外滞留資金の本国環流)の総額はただ、トランプ大統領が2017年の税制改革の結果戻ってくると約束した4兆ドルを大きく下回る。7-9月(第3四半期)の資金還流は953億ドルで、前四半期の704億ドルから増加。これで2017年末以降の総額は1兆400億ドルに達した。
投資銀行やシンクタンクは米企業が海外に保有する資金について、税制改革が成立した時点で1兆5000億-2兆5000億ドルと見積もっていた。
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