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概要:花王 <4452.T>は4日、2020年12月期(国際会計基準、IFRS)の連結営業利益が前年比3.9―8.6%増の2200億―2300億円になるとの見通しを発表した。リフィニティブがまとめたアナリスト17人の予想平均値は2342億円。天然油脂などの原材料価格はやや上昇を見込んでいるものの、コストの見直しなどにより、増益を見込んでいる。 連結売上高は同0.5―1.8%増の1兆5100―1兆5300億円の計画。 国際的な貿
[東京 4日 ロイター] - 花王 (4452.T)は4日、2020年12月期(国際会計基準、IFRS)の連結営業利益が前年比3.9―8.6%増の2200億―2300億円になるとの見通しを発表した。リフィニティブがまとめたアナリスト17人の予想平均値は2342億円。天然油脂などの原材料価格はやや上昇を見込んでいるものの、コストの見直しなどにより、増益を見込んでいる。
連結売上高は同0.5―1.8%増の1兆5100―1兆5300億円の計画。
国際的な貿易問題や中東リスク、新型コロナウイルスによるインバウンド需要への影響など予測が難しいリスクがあるため、業績予想をレンジで行ったとしている。
想定為替レートは、1ドル=110円、1ユーロ=125円、1元=16円。
年間配当は、10円増配の140円の見込み。
2019年12月期は、連結売上高が1兆5022億円(前年比0.4%減)、営業利益が2117億円(同1.9%増)で、直近予想を下回った。
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