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ＩＭＦ、ＦＲＢのドル供給策を支援するプログラムを検討
概要：国際通貨基金（ＩＭＦ）は世界的なドル不足に対応するため、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のドル供給策を支援する新たなプログラムを始める可能性がある。
国際通貨基金（ＩＭＦ）は世界的なドル不足に対応するため、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のドル供給策を支援する新たなプログラムを始める可能性がある。
外国の中央銀行が一時的に米国債をドルと交換することができるようにするＦＲＢが打ち出した対策を巡り、ゲオルギエワＩＭＦ専務理事は十分な米国債を持たない国々に短期のドル融資を提供する準備をしている。
事情に詳しい関係者によれば、この取り組みは米財務省の支持を得ており、数週間以内に始まる可能性がある。ＩＭＦへの出資比率は米国が最も高い。
ＦＲＢ、外国中銀にドル供給へ－暫定的なレポファシリティー開設
ＩＭＦに対してはすでに90を超える加盟国が新型コロナウイルス感染拡大と世界的なリセッション（景気後退）から自国経済を守るための支援を求めており、ＩＭＦは来週、加盟国とのオンライン会合を開く予定。
ゲオルギエワ専務理事は３日のオンライン記者会見で、「強いファンダメンタルズ（経済の基礎的諸条件）、強いマクロ経済ファンダメンタルズを備え、短期流動性の制約を受ける可能性のある国々に正確に的を絞った短期流動性枠の創設に関する提案について、理事会が今後数日以内に検証する」と述べていた。新興国市場の流動性を支援する追加策の検討をインドネシアなどが要請していることも明らかにした。
ＩＭＦ報道官はコメントを控えた。米財務省報道官はコメント要請に応じなかった。
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