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米航空業界団体、運輸保安局による発熱検査を支持－コロナ対策強化
概要：米主要航空会社から成る業界団体「エアラインズ・フォー・アメリカ（Ａ４Ａ）」は、米運輸保安局（ＴＳＡ）による乗客と従業員の発熱検査の実施を支持すると表明した。
米主要航空会社から成る業界団体「エアラインズ・フォー・アメリカ（Ａ４Ａ）」は、米運輸保安局（ＴＳＡ）による乗客と従業員の発熱検査の実施を支持すると表明した。
ＴＳＡと航空各社は発熱検査の開始について協議を重ねてきたが、ＴＳＡの決定は発表されていない。
Ａ４Ａは９日の声明で、発熱検査は航空会社や空港の従業員および乗客の保護をさらに強化すると指摘。新型コロナウイルス感染拡大による公衆衛生危機が続く間は必要な限り発熱検査の実施を後押しするとした。
米ワシントン州エバレットのペイン・フィールド空港の体温検出システム
フォトグラファー：David ライダー・システム / Bloomberg
航空各社はすでに清掃・消毒を強化し、乗客間の物理的な距離の確保を徹底する方針を採用している。また、搭乗中のマスクなどフェイスカバー着用を義務化すると発表。フロンティア航空は７日、乗客・乗務員を対象に体温検査を６月１日から実施すると発表した。体温が38度以上の場合は搭乗を拒否する。
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