简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:三菱重工業<7011.T>は11日、2021年3月期(今期)の連結業績予想(国際会計基準、IFRS)について、売上収益は前期比6.0%減の3兆8000億円、事業利益や当期利益などの損益予想はいずれもプラスマイナスでゼロとした。年間配当は1株当たり75円を予定する。 新型コロナウイルスが今期事業利益に与える影響について、同社は「足元の状況から先行きを仮定して算出しており、今後変更の可能性はある」としている。 新型コロ
[東京 11日 ロイター] - 三菱重工業(7011.T)は11日、2021年3月期(今期)の連結業績予想(国際会計基準、IFRS)について、売上収益は前期比6.0%減の3兆8000億円、事業利益や当期利益などの損益予想はいずれもプラスマイナスでゼロとした。年間配当は1株当たり75円を予定する。
新型コロナウイルスが今期事業利益に与える影響について、同社は「足元の状況から先行きを仮定して算出しており、今後変更の可能性はある」としている。
新型コロナウイルスの感染拡大により、米航空機製造大手ボーイング(BA.N)から受注を受けている民間航空機部品、自動車向けターボチャージャーなど中量産品の各事業での落ち込みが響く。ジェット旅客機「スペースジェット」の開発費抑制や固定費削減を推進し、損益トントンを目指す。5月から役員報酬を削減し、無駄な業務も効率化するなどして費用を前期比で2割減らす。
三菱重の泉沢清次社長はオンライン決算会見で、民間航空機や中量産品は「足元の影響が大きい」と述べた。特に新型コロナ感染拡大が航空業界に与える影響は甚大であり、今期の旅客需要は前期比5割減の見通しで、航空会社の設備投資も削減されるとみている。
スペースジェットの開発スケジュールへの影響も懸念され、北米市場へ投入する主力モデル「M100」の開発検討作業などについて「今後の進め方を再考する」と話した。
一方、ボーイングがブラジル航空機製造大手エンブラエル(EMBR3.SA)の商用機部門の買収合意を白紙撤回したことに関しては「スペースジェット事業に影響するとは考えていない」という。
20年3月期(前期)連結決算では、事業損益が295億円の赤字(前の年は2005億円の黒字)、当期利益が前の年に比べ21%減の871億円だった。スペースジェット関連の減損や開発費などが圧迫した。前期配当は期末に1株当たり75円とし、中間の75円と合わせ、計画通り年間150円を実施する。新型コロナの影響を除けば、前期実績はおおむね想定通りで、財務状態は引き続き堅調という。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。