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概要:新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で民間支出・投資が落ち込みリセッション(景気後退)入りしたドイツで、企業は慎重ながらも7ー12月(下期)の景気改善を期待していることがIfo経済研究所の調査で分かった。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で民間支出・投資が落ち込みリセッション(景気後退)入りしたドイツで、企業は慎重ながらも7ー12月(下期)の景気改善を期待していることがIfo経済研究所の調査で分かった。
同研究所が25日発表した5月の期待指数は80.1と、前月の69.4から大きく上昇した。企業景況感指数も79.5に上昇し、市場予想の78.5を上回った。前月は74.2(改定値)だった。現況指数は78.9と前月の79.4(改定値)から低下。
ドイツ企業・消費者、コロナ直撃前から支出減-1~3月GDP改定値
Ifoのクレメンス・フュースト所長は発表文で、「ドイツ企業のセンチメントは悲惨だった数カ月の後、幾分改善した」とした上で、「多くの企業が依然として事業について悲観的だ。段階的なロックダウン(都市封鎖)緩和がかすかな希望の光を与えている」と述べた。
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