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概要:半導体メーカーの米クアルコムは29日、7-9月(第4四半期)の売上高に強気の見通しを示した。第5世代移動通信システム(5G)が軌道に乗りつつあることを示した形だ。また同社は、中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)との新たなライセンス契約も発表した。
半導体メーカーの米クアルコムは29日、7-9月(第4四半期)の売上高に強気の見通しを示した。第5世代移動通信システム(5G)が軌道に乗りつつあることを示した形だ。また同社は、中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)との新たなライセンス契約も発表した。
クアルコムは7-9月期の一部項目を除いた売上高が55億-63億ドル(約5800億-6600億円)になるとの見通しを発表。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は57億7000万ドルだった。ファーウェイからの未払い分を含めると、売上高は73億-81億ドルになるとしている。一部項目を除いた利益は1株当たり1.05-1.25ドルの見込み。
4-6月(第3四半期)の調整後売上高は前年同期比ほぼ横ばいの48億9000万ドル。アナリスト予想平均は48億ドルだった。一部項目を除いた1株利益は86セントで、アナリスト予想平均の70セントを上回った。
クアルコム株はこの日の時間外取引で一時12%余り上昇。通常取引の終値は1.7%高の93.03ドルだった。
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