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概要:30日の欧州株は下落、約1カ月ぶりの大幅安となった。企業の低調な決算に加え、米国で発表された4-6月(第2四半期)実質国内総生産(GDP)速報値が、過去最大の落ち込みを記録したことが売り材料となった。
30日の欧州株は下落、約1カ月ぶりの大幅安となった。企業の低調な決算に加え、米国で発表された4-6月(第2四半期)実質国内総生産(GDP)速報値が、過去最大の落ち込みを記録したことが売り材料となった。
ストックス欧州600指数は2.2%安。業種別指数は旅行・娯楽を除き、いずれも下げた。銀行株が特に売られた。英銀ロイズ・バンキング・グループは下落。新型コロナウイルスの流行に伴う不良債権増加に備え、新たに24億ポンド(約3300億円)を引き当て、4-6月の利益が吹き飛んだことが嫌気された。自動車株も安い。ドイツのフォルクスワーゲン(VW)は減配を発表し、仏ルノーの1-6月(上期)決算は過去最大の赤字となった
欧州株は午後に入り米GDPが発表されると、一段と下げた。4-6月の米実質GDPは前期比年率32.9%減少した。ドイツのDAX指数は3.5%安。ドイツのGDPも少なくとも半世紀ぶりの大幅な落ち込みだった。
欧州債はドイツ債が上昇。安全逃避の買いが入った。英国債は上昇、10年債利回りは過去最低を記録した。
ドイツ債の利回り曲線はブルフラット化。10年債利回りは6月11日以来の大幅な下げとなった。
イタリア債は小幅高。10年債利回りは3月4日以来の低水準となった。ただ、ドイツ債とのイールドスプレッドは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大して151bp。
英国債の利回り曲線もブルフラット化。10年債利回りは一時5bp下げて0.072%と、過去最低に下げた。
ドイツ10年債利回りは5bp下げてマイナス0.55%。フランス10年債利回りは4bp低下してマイナス0.22%。イタリア10年債利回りは3bp下げて0.97%。
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