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概要:トヨタ自動車は20日、来年1月に国内5工場7ラインを一時非稼働にすると明らかにした。国内の物流逼迫、東南アジアでの新型コロナウイルス感染拡大による出勤率の低下と半導体供給不足により、約2万台に影響が出る見通し。休日出勤を取りやめるなどして生産調整する。ただし、1月の世界生産見込み80万台規模、年度を通して計画している900万台規模は維持するという。
ロイター編集
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トヨタ自動車は20日、来年1月に国内5工場7ラインを一時非稼働にすると明らかにした。国内の物流逼迫、東南アジアでの新型コロナウイルス感染拡大と半導体供給不足により、約2万台に影響が出る。写真は愛知県豊田市の同社工場で2019年4月撮影(2021年 ロイター/Joe White)
[東京 20日 ロイター] - トヨタ自動車は20日、来年1月に国内5工場7ラインを一時非稼働にすると明らかにした。国内の物流逼迫、東南アジアでの新型コロナウイルス感染拡大による出勤率の低下と半導体供給不足により、約2万台に影響が出る見通し。休日出勤を取りやめるなどして生産調整する。ただし、1月の世界生産見込み80万台規模、年度を通して計画している900万台規模は維持するという。
トヨタの高岡工場(愛知県豊田市)でスポーツ多目的車(SUV)の「ハリアー」や「RAV4」を生産するラインが計7日間停止する。
そのほか、トヨタ車体の吉原工場(同)にある2つのラインといなべ工場(三重県いなべ市)、富士松工場(愛知県刈谷市)の1つのライン、豊田自動織機の長草工場(愛知県大府市)の2つのラインが、いずれも計2日間稼働を取りやめる。
12月の減産台数については、14日に公表した1万4000台から8000台増えて計約2万2000台となる見込み。東南アジアの新型コロナ感染拡大で半導体などの部品調達が遅れていることや国内の物流がひっ迫していることが原因。80万台規模としている12月の世界生産見通しは維持する。
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