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トヨタ国内全工場あす停止、仕入れ先でシステムダウン サイバー攻撃か
概要：［東京 ２８日 ロイター］ - トヨタ自動車は２８日、国内全工場の操業をあす３月１日停止すると発表した。仕入れ先の部品メーカー１社でシステム障害が起きたためで、約１万３０００台の生産に影響が出る。この
［東京 ２８日 ロイター］ - トヨタ自動車は２８日、国内全工場の操業をあす３月１日停止すると発表した。仕入れ先の部品メーカー１社でシステム障害が起きたためで、約１万３０００台の生産に影響が出る。この部品メーカーはロイターの取材に対し、サイバー攻撃を受けた可能性があると説明している。
システム障害が起きているのは、自動車の内外装部品を手掛ける小島プレス工業（愛知県豊田市）。同社の広報担当者は「社内システムがダウンした」とし、サーバーがサイバー攻撃を受けた可能性もあると述べた。原因や被害状況を確認中で、早急にシステムの復旧を急ぐとしている。
同広報担当者は「トヨタ側の部品供給を管理するシステムには影響はないと聞いている」と説明。別の広報担当者は「今朝から（システムの）調子が悪かった」と話している。
トヨタは全１４工場２８ラインを停止する。グループ会社の日野自動車の古河（茨城県古河市）と羽村（東京都羽村市）工場、ダイハツ工業の京都工場（京都府大山崎町）も含まれる。２日以降の稼働については未定としている。
岸田文雄首相は同日夜、ウクライナのゼレンスキー大統領との会談後、記者団に対し、トヨタの仕入先のシステム障害に関して「報道は承知している。実態を確認させている」と発言。ロシアとの関係性を問われると、「確認した上でないと答えるのは難しい」と述べた。
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