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概要:金のスポット価格が7日、1年半ぶりに1オンス=2000ドル台に上昇した。ウクライナ情勢の緊迫化で安全な逃避先を求める資金が流入している。
3月7日、金のスポット価格が、1年半ぶりに1オンス=2000ドル台に上昇した。
(英文の訂正により3段落目を「2021年8月」から「2020年8月」に訂正します)
[7日 ロイター] - 金のスポット価格が7日、1年半ぶりに1オンス=2000ドル台に上昇した。ウクライナ情勢の緊迫化で安全な逃避先を求める資金が流入している。
パラジウムも供給不安で最高値を付けた。
0330GMT(日本時間午後0時30分)現在、金のスポット価格は0.9%高の1986.83ドル。一時2020年(訂正)8月19日以来の高値となる2000.69ドルまで上昇した。
パラジウムは4.3%高の1オンス=3130.16ドル。一時、最高値となる3172.22ドルまで上昇した。ロシアは世界のパラジウム生産の40%を占める。
デイリーFXの為替ストラテジスト、lya Spivak氏は「ウクライナ情勢に対する懸念が大幅に高まっている。紛争が拡大する兆しが見られる」とし、西側諸国がロシア産原油の禁輸を正式決定するとの観測が浮上していると述べた。
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