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米国株見通し：下げ渋りか、前日大幅安の反動で買戻しも
概要：（14時00分現在）S&P500先物 4,193.80（-7.3）ナスダック100先物 13,283.80（-35.6）グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、N
（14時00分現在）
S&P500先物 4,193.80（-7.3）
ナスダック100先物 13,283.80（-35.6）
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は70ドル安。
アジアや欧州の株安の波及も見込まれ、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
7日の主要3指数は大幅続落。
ナスダックは前週末終値から3％超も下げたほか、ダウは今年最大の下げ幅を記録し、797ドル安の32817ドルとほぼ安値で引けた。
NY原油先物（WTI）が1バレル＝130ドル台に一時浮上し、景気への影響を懸念した売りが先行。
ロシアとウクライナの停戦交渉は不調に終わり、先行き不透明感が売りを支援した。
ロシア経済の債務不履行(デフォルト)リスクも警戒され、金融株への売りが下げを主導した。
本日は下げ渋りか。
報道によると、ロシアはウクライナへの本格的な軍投入で攻撃の激化が不安視される。
半面、両国とトルコを交えた外相会談が10日に予定され、停戦への期待感も広がる。
一方、今週の消費者物価指数（CPI）は強い内容が予想されるなか、原油相場の高騰で連邦準備制度理事会（FRB）による引き締め加速に思惑が広がりやすい。
地政学リスクとインフレ高進が懸念されるが、前日大幅安の反動で買戻しの可能性もあろう。
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