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概要:日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は11日、前日比-0.07(低下率0.24%)の28.60と小幅に低下した。 なお、高値は29.
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は11日、前日比-0.07(低下率0.24%)の28.60と小幅に低下した。
なお、高値は29.28、安値は28.12。
今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。
取引開始後も日経225先物は売りに押される展開となり、日経VIは昨日の水準を上回って推移した。
ただ、市場ではウクライナ情勢や対ロ制裁に関する悪材料は相場にかなり織り込んだとの見方もあり、株価が大幅に下げている割にはボラティリティーの高まりを警戒するムードは大きくは広がらず、日経VIの上昇幅は概ね限定的で、取引終了にかけて低下に転じた。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。
日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。
一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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