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ドル148円後半でじり安、介入警戒や欧州通貨高で
概要：ドルは１４８．８８円付近。政府・日銀による円買い介入への警戒感や英国の財政悪化懸念の後退を背景に欧州通貨高／ドル安基調となっており、ドル／円はやや下押されている。
ドルは１４８．８８円付近。政府・日銀による円買い介入への警戒感や英国の財政悪化懸念の後退を背景に欧州通貨高／ドル安基調となっており、ドル／円はやや下押されている。９月撮影（２０２２年 ロイター/Florence Lo/Illustration）
［東京 １８日 ロイター］ -
ドルは１４８．８８円付近。政府・日銀による円買い介入への警戒感や英国の財政悪化懸念の後退を背景に欧州通貨高／ドル安基調となっており、ドル／円はやや下押されている。
鈴木俊一財務相は１８日の閣議後会見で、為替動向に関しては「投機による過度な変動は容認できない」と述べ、引き続き緊張感を持って市場動向を注視し、為替変動には「適切な対応を取る」と語った。また、市場で覆面介入観測が浮上していることについて「あえてコメントしない」と述べた。
ただ、米金利先高感を背景としたドル買いは根強い。前日の海外市場では英財政悪化懸念の後退を背景に英国債金利が低下。これにつれて米国債金利も低下したものの、再び４％台付近まで上昇に転じている。
市場関係者によると、英国を発端とした金融市場の混乱がいったん落ち着き、「米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が積極的な金融引き締めを進めるという姿勢に変わりはなく、改めて米国とその他主要中銀との金融政策の違いが意識された」（国内金融機関）という。
ユーロは対ドルで０．９８ドル半ばで堅調。対円は１４６．７２円付近と２０１４年以来８年ぶりの高水準で推移している。
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