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概要:財務省は31日、9月29日から10月27日の為替介入額が6兆3499億円だったと発表した。市場の推計より少なかったものの、8月30日から9月28日の2兆8382億円を上回り、過去最大の円買い介入となった。政府・日銀は2カ月間で合計9兆1881億円の円買い介入を行ったことになる。
財務省は31日、9月29日から10月27日の為替介入額が6兆3499億円だったと発表した。写真は2011年8月、東京で撮影(2022年 ロイター/Yuriko Nakao)
[東京 31日 ロイター] - 財務省は31日、9月29日から10月27日の為替介入額が6兆3499億円だったと発表した。市場の推計より少なかったものの、8月30日から9月28日の2兆8382億円を上回り、過去最大の円買い介入となった。政府・日銀は2カ月間で合計9兆1881億円の円買い介入を行ったことになる。
政府・日銀は9月22日に為替介入を実施したことを認めて以降、介入の有無を明らかにしてこなかった。市場では、日銀当座預金残高(財政等要因)予想と市場予想との乖離からの推計で、10月は13日に1兆円程度、21日に5兆3800億円─5兆4800億円程度、24日に約7000億円─9000億円程度、計7.08─7.38兆円程度の為替介入が行われたとの見方が出ているが、発表額はそれを下回った。
10月の為替市場でドル/円は日本時間21日夜に151.94円まで上昇し、1990年7月以来、約32年ぶり高値を更新した。その後、一転して144.50円まで7円強の大幅な円高が進行。市場では、政府・日銀が断続的にドル売り/円買い介入を実施したとの見方が多い。その後は、乱高下しながらも米金利低下に連動する形で、上値を切り下げ、足元では148円前半で推移している。
ニッセイ基礎研究所のチーフエコノミスト、矢嶋康次氏は、今回のこれまでの介入について、円安の勢いを止める効果はあったと評価する。ただそのうえで「円買い介入は外貨準備高という限界がある以上、サプライズを起こすことが重要だが、21日海外時間の介入以上のサプライズは難しい。トレンド転換には米利上げペース減速を待つしかない」と話している。
財務省が9月末に公表した8月30日から9月28日までの為替介入額は2兆8382億円。介入額は9月22日に実施したドル売り/円買いとみられている。同日の為替介入の実施は当局が認めている。
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