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概要:[イスタンブール 13日 ロイター] - トルコ中央銀行が13日発表した1月のトルコの経常赤字は98億5000万ドルと、単月では1984年の統計開始以来最大となった。エネルギー価格上昇と金輸入の増加が
[イスタンブール 13日 ロイター] - トルコ中央銀行が13日発表した1月のトルコの経常赤字は98億5000万ドルと、単月では1984年の統計開始以来最大となった。エネルギー価格上昇と金輸入の増加が要因。84年以前は、経済が小規模でこれほどの赤字は生じなかった。
ロイターがまとめた予想中央値は100億ドルの赤字、予想レンジは60億─111億ドルの赤字だった。
前年1月の経常赤字は68億9000万ドルだった。
2022年の経常赤字は487億ドル。エルドアン大統領は、慢性的な経常赤字の解消を主要目標の一つに掲げている。
1月の貿易赤字は38%増の142億4000万ドル。主に金輸入とエネルギー輸入コスト増加が要因だった。
金とエネルギーを除くベースの1月の経常収支は26億ドルの黒字。前年同月は17億ドルの黒字だった。
調査によると、エコノミストらは、経常赤字は今後数カ月拡大が続き、年末には435億ドルに達すると予想。2月に発生した大地震の影響や、政府が金輸入を一部停止したことを受けたエネルギーと金の輸入動向にも注目している。
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