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概要:世界の債券市場は、ここ数十年で最も急激な世界の金融引き締めが終了したも同然だと宣言した。
2023年3月14日 14:54 JST
米2年債利回りは今週に入り1980年代以来最大の低下
来週のFOMCで最低0.25ポイント利上げとの予想が後退
世界の債券市場は、ここ数十年で最も急激な世界の金融引き締めが終了したも同然だと宣言した。
シリコンバレー銀行(SVB)の破綻から数営業日の間に、大半の先進国・地域では指標となる短期債の利回りがそれぞれの「キャッシュ」レートを下回る水準に低下した。
「キャッシュ」の利回り、60/40戦略を上回る-2001年以来初
ペンダル・グループ(シドニー)のインカム戦略責任者、エイミー・シエ・パトリック氏は、「2年債利回りがキャッシュレートを下回っていることは、利上げサイクルが終了することを示しているが、それがいつなのかは示さない」と指摘。「システムレベルでは、緩和マネー終了時に痛みが生じることをSVB破綻は浮き彫りにしている」と述べた。
Writing Down Global Central Bank Tightening
Traders slash expectations for cash rates everywhere outside Japan
Source: Bloomberg
市場が6カ月以内に2回の米利下げを織り込む中、米2年債利回りは今週に入り1980年代以来最大の低下となり、ここ3営業日の低下幅は1ポイントを超えた。また、日本を除く全ての先進国・地域で、同年限の債券利回りが少なくとも39ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下した。
米2年債利回りがボルカー時代以来の大幅低下、一連の銀行破綻で
2008年以来の米銀の破綻を受け、各国当局によるインフレ抑制の取り組みで経済がリセッションに陥るとの懸念が強まった。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ予想も後退している。数日前までは少なくとも0.25ポイントの利上げが確実視されていた。
ただ、利回りは一方向の動きにはならないだろう。米2年債利回りはアジア時間14日の取引で17bp上昇し4.15%となっている。13日には61bp低下していた。
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