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概要:英国のインフレ率が2桁台にとどまり、市場は英政策金利の見通しについて再考を迫られている。
23日の0.25ポイント利上げ、短期金融市場は完全に織り込む
ポンドは約1カ月ぶり高値、2月インフレ率は全ての予想上回る
英国のインフレ率が2桁台にとどまり、市場は英政策金利の見通しについて再考を迫られている。
市場はこれまで、イングランド銀行(英中央銀行)が今週の政策会合で利上げを決定するか疑問視していた。だが、22日発表された2月の英消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比10.4%と、ブルームバーグが調査した全ての予想を上回り、鈍化を予想していたエコノミストらの期待を裏切った。
英国のインフレに依然歯止めがかかっていないことが浮き彫りになった。米地銀3行の破綻やクレディ・スイス・グループの救済合併などで世界の金融環境は引き締まっているにもかかわらず、英中銀には利上げ継続を求める圧力が強まりそうだ。
トレーダーはこれを受けて英国債を売り、2年債利回りは一時26ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇と、昨年9月以来の上げ幅を記録する勢い。ポンドは一時1.23ドルと、およそ1カ月ぶりの高値を付けた。短期金融市場は23日の0.25ポイント利上げを完全に織り込んだ。
INGの金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ氏は2月の英インフレ率について、「1月にコアインフレ率が低下し誤った期待が生まれていただけに、とりわけ失望感が大きい」と指摘し、「醜い」統計だと表現。「0.25ポイントの利上げを求める声が強まる」と述べた。
CPIの内訳では、食品・非アルコール飲料の上昇率が18%と、45年ぶりの伸び。変動の激しい食品やエネルギーを除くコアインフレ率も6.2%と、前月の5.8%から加速した。
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