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概要:23日の米株式市場でファースト・リパブリック・バンクなど銀行株が反発。前日には銀行預金に関するイエレン米財務長官の発言が失望され、下落していた。
ファーストRの株価、通常取引前の時間外取引で一時11%高
年初から前日取引終了までに89%下落、時価総額約200億ドルが消失
23日の米株式市場でファースト・リパブリック・バンクなど銀行株が反発。前日には銀行預金に関するイエレン米財務長官の発言が失望され、下落していた。
イエレン米財務長官、「全面的な」預金保険の提供検討せず-証言 (2)
ファースト・リパブリックの株価は通常取引前の時間外取引で一時11%高。幅広い銘柄の銀行株上昇を主導している。同行の株価は年初から前日の取引終了までに89%下落し、時価総額が200億ドル(約2兆6000億円)近く消失した。
この日は同業のウェスタン・アライアンス・バンコープやパックウェスト・バンコープも時間外取引で上昇。
ジャニー・モンゴメリー・スコットのアナリスト、クリス・マリナック氏は「銀行破綻が起きない日は常に同セクターにとって良い日だ」と述べた。同氏はパックウェストの投資判断を「買い」で維持している。
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