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概要:[マニラ 23日 ロイター] - フィリピン中央銀行は23日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ6.25%とし、インフレ抑制姿勢を継続した。ただ、次の政策決定は今後数カ月の消費者物価動向に
[マニラ 23日 ロイター] - フィリピン中央銀行は23日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ6.25%とし、インフレ抑制姿勢を継続した。ただ、次の政策決定は今後数カ月の消費者物価動向によって大きく変わるとした。
ロイターが調査したエコノミスト24人のうち、1人を除いて25bpの利上げを予想していた。昨年5月以降の利上げ幅はこれで425bpとなった。
中銀のメダラ総裁は記者会見で「金融政策委員会の決定は、新しい情報と過去の政策措置の効果の評価に基づき、インフレ期待を固定するために金融引き締めを継続することを正当化するものだ」と発言。
フィリピンの銀行システムの回復力を改めて強調する一方、先進国の金融システムにおけるストレスの「外部波及に対するバッファーを維持する」ために利上げが正当化されたとし、世界の銀行業界の動向を引き続き注視していくと述べた。
フィリピンペソは利上げ発表後、対ドルで0.1%上昇した。
中銀は今回、2023年と24年のインフレ見通しを下方修正した。消費者物価の上昇率を2─4%以内に抑えるために、必要に応じて行動する用意があると改めて表明した。
23年のインフレ率は平均で6.0%、24年は2.9%と予想した。従来予想は23年が6.1%、24年は3.1%だった。
メダラ総裁は「以前は、あと1回の追加利上げを多かれ少なかれ確信していたが、今は明らかにデータ次第となった」と述べた。
INGのエコノミスト、ニコラス・マパ氏は利上げ発表後、供給サイドのショックがない限り、5月に政策引き締めサイクルを一時停止する可能性があると指摘した。
これに先立ち、米連邦準備理事会(FRB)は22日、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ4.75─5.00%とした。
メダラ総裁は、FRBの利上げがフィリピン中銀の政策決定に「関係するかもしれない」としながらも、今後の政策は「われわれのインフレ評価次第」と語った。
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