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概要:[台北 23日 ロイター] - 台湾中央銀行は23日、政策金利を12.5ベーシスポイント(bp)引き上げ1.875%とした。 利上げは予想外。国際金融市場は最近混乱しているが、中銀が引き続きインフレを
[台北 23日 ロイター] - 台湾中央銀行は23日、政策金利を12.5ベーシスポイント(bp)引き上げ1.875%とした。
利上げは予想外。国際金融市場は最近混乱しているが、中銀が引き続きインフレを懸念していることが浮き彫りとなった。
ロイターのエコノミスト調査では、16人が据え置き、8人が12.5bpの利上げを予想していた。
今回の利上げは全会一致で決定した。
楊金龍総裁は会合後の記者会見で、利上げは主にインフレ懸念によるもので、金融政策の目標は域内物価の安定を維持することだと説明。利上げは穏やかで緩やかだと述べた。
また、米銀破綻に端を発する世界的な懸念を念頭に、台湾の銀行の財務は健全とも述べた。
中銀は会合後の声明文で、域内の食品価格・電気料金の上昇がインフレ率を押し上げているが、今年は全体的に緩やかな軟化を見込んでいるとした。
中銀は今年の経済成長予測を2.21%に再び下方修正した。昨年12月時点の予測は2.53%だった。
今年の消費者物価指数(CPI)上昇率の予測は1.88%から2.09%に上方修正した。
総裁は今回の利上げは予想されていなかったが、中銀をタカ派的と呼ぶことはできないと発言。
今回が今年最後の利上げになるのかとの質問には、米地銀破綻が一般市民の心理に及ぼす影響など「不透明感は非常に強い」と答えた。
台新証券投資顧問のエコノミスト、ケビン・ワン氏は台湾経済の改善が始まるのは早くても来月以降になる可能性があると指摘。「インフレ率は今年下半期に2%を割り込むだろう。このため、今回が(今年)最後の利上げになるはずだ」と述べた。
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