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概要:*15:31JST 英ポンド週間見通し:上げ渋りか、英中銀のタカ派姿勢も景気減速に警戒続く■弱含み、英国経済の先行き不安残る今週のポンド・円は弱含み。 欧米金融システム不安の高まりを受けてリスク回避の
*15:31JST 英ポンド週間見通し:上げ渋りか、英中銀のタカ派姿勢も景気減速に警戒続く
■弱含み、英国経済の先行き不安残る
今週のポンド・円は弱含み。
欧米金融システム不安の高まりを受けてリスク回避のポンド売り・円買いが観測された。
英国経済の先行き不安は消えなかった。
しかしながら、英インフレ緩和の思惑は後退したこと、英中央銀行は政策金利を0.25ポイント引き上げ、「インフレ持続の兆しがあれば、さらなる利上げが必要」との見解を提示したことから、リスク回避のポンド売り・円買いは一服した。
取引レンジ:158円27銭-164円34銭。
■上げ渋りか、英中銀のタカ派姿勢も景気減速に警戒続く
来週のポンド・円は上げ渋りか。
英中央銀行は22-23日開催の金融政策委員会(MPC)で0.25ポイントの利上げを決定し、追加利上げの可能性に言及しており、タカ派的な政策運営を期待したポンド買いが続くだろう。
一方で、英国経済の減速懸念や欧米金融システム不安は持続しており、リスク選好的なポンド買い・円売りを抑制する可能性がある。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・31日:10-12月期国内総生産改定値(速報値:前年比:+0.4%)
予想レンジ:158円00銭-162円00銭
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