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ＳＦ連銀総裁、31日の主催会議を欠席－ＳＶＢ対応を問題視する動きも
概要：米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、シリコンバレー銀行（ＳＶＢ）が破綻に向かう過程で果たした役割が注目されるシニアセントラルバンカーの１人だが、同連銀が主催する31日の会議への出席を取りやめた。
米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、シリコンバレー銀行（ＳＶＢ）が破綻に向かう過程で果たした役割が注目されるシニアセントラルバンカーの１人だが、同連銀が主催する31日の会議への出席を取りやめた。
ＳＦ連銀の報道官によれば、デーリー総裁は、金融政策の会議で米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のウォラー理事を紹介する予定だったが、キャンセルした。日程の調整がつかないことが理由という。
同総裁は会議やイベント、メディアとのインタビューで頻繁に発言してきたが、連銀によると、当面は公の行事への出席予定はない。報道官はそれ以上のコメントを控えた。
米議会を中心にＳＶＢの今月の破綻を巡り、特にＳＦ連銀がどのような役割を果たしたか問題視する動きが出ている。連銀の検査官は数カ月前の段階でＳＶＢの問題を報告していたが、ＳＶＢが対応を指導されなかった理由や、パウエルＦＲＢ議長かデーリー総裁が問題のエスカレートについて把握していたかどうかはなお不明だ。
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