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概要:[シドニー 28日 ロイター] - オーストラリア統計局が28日発表した2月の小売売上高は前月比0.2%の伸びにとどまった。1月の1.8%増(改定値)から鈍化し、生活コストや金利が上昇する中、消費者が
[シドニー 28日 ロイター] - オーストラリア統計局が28日発表した2月の小売売上高は前月比0.2%の伸びにとどまった。1月の1.8%増(改定値)から鈍化し、生活コストや金利が上昇する中、消費者が支出を抑制していることが示された。
市場予想の0.1%増は小幅に上回った。これを受け、豪ドルは0.3%上昇し、0.6673米ドルを付けた。
前年比では6.4%増加した。ただ、統計ではインフレ調整後の支出が減少しており、消費者の支出手控えが鮮明になっている。
統計局の小売り統計責任者、ベン・ドーバー氏は「平均して、小売り支出は2022年末から新年を迎えるまで横ばいで推移している」と述べた。
コモンウェルス銀行のエコノミスト、ベリンダ・アレン氏は、今後数カ月は利上げの効果が引き続き強まり個人消費がさらに鈍化すると予測。「実質賃金の伸びがマイナスとなっていることもあり、家計の可処分所得に影響が出るだろう」と述べた。
最近の一部指標が堅調な内容を示す一方、小売り統計は軟調となり、経済状況を見極める上で、オーストラリア準備銀行(中央銀行)に強弱まちまちの材料を提供している。
中銀は4月の理事会では利上げ停止を検討すると表明している。
29日発表のインフレ指標が注目される。
市場は追加利上げを織り込んでおらず、年内の利下げの可能性も予測している。
ただ多くのアナリストは少なくともあと1回の利上げがあると予想。一部のアナリストは4月の利上げを見送り5月に利上げを実施する可能性を指摘している。
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