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概要:配車サービスの米リフトは、共同創業者のローガン・グリーン最高経営責任者(CEO)の後任として、デービッド・リッシャー氏を指名した。同業ウーバー・テクノロジーズとの競争に苦戦する中、身売りの可能性に備える。
配車サービスの米リフトは、共同創業者のローガン・グリーン最高経営責任者(CEO)の後任として、デービッド・リッシャー氏を指名した。同業ウーバー・テクノロジーズとの競争に苦戦する中、身売りの可能性に備える。
27日の発表資料によれば、グリーン氏と共同創業者で現社長のジョン・ジマー氏は10年余り手掛けてきた日常業務から退くものの、取締役会にはとどまる。2021年からリフトの取締役を務めているリッシャー氏(57)は4月17日に新CEOに就任する。同氏はマイクロソフトのゼネラルマネジャーやアマゾン・ドット・コムの製品責任者などを歴任した後、ワールドリーダーと呼ばれる自らのスタートアップを創設した経験を持つ。
ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のアナリスト、マンディープ・シン氏はリポートで、「より規模の大きいウーバーに対する運営上の課題を考えると、リフトが競争面で厳しい状況に置かれていることを今回の決定は示唆している。キャッシュバーン(現金燃焼)と市場シェア低下のリスクがある中で、同社が身売りを含む戦略的選択肢を模索する可能性があるとわれわれは考えている」と指摘した。
ブルームバーグ・セカンド・メジャーによると、昨年末時点で米消費者の配車サービス利用の74%をウーバーが占める一方、リフトは26%にとどまった。ウーバーは食品・飲料のデリバリー事業拡大が寄与し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で配車サービス需要が落ち込んだ時期を乗り越えてきた。
リフトは昨年、従業員700人余りを削減し、コスト圧縮に努めている。同社が先月示した1-3月(第1四半期)の利益見通しはアナリスト予想を大幅に下回り、株価が急落していた。
新CEOのニュースを受け、リフト株は時間外取引で約3%上昇。22年は74%下落し、今年に入り約13%下げていた。
同社は当局への届け出で、リッシャー氏に年間給与72万5000ドル(約9500万円)と契約金325万ドルを支払うと明らかにした。
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