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ガンドラック氏、数カ月以内の米景気後退入り予想－年内数回利下げも
概要：米投資会社ダブルライン・キャピタルの共同創業者、ジェフリー・ガンドラック氏は27日にＣＮＢＣの番組で、米国が数カ月のうちにリセッション（景気後退）入りするとの見通しを示し、連邦準備制度による「非常に劇的な」対応が必要になると述べた。
ジェフリー・ガンドラック氏
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
ガンドラック氏は、２年物の米国債利回りが「再び上昇」するまで連邦準備制度が利上げするとは予想していないとしたが、その上げ幅については明らかにしなかった。米２年債利回りは27日、投資家心理の改善を受けて25ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）上昇したが、依然として今月に入って付けた水準を約100ｂｐ下回っている。
同氏は米金融当局が５月に再び利上げした場合、「米財務省短期証券（ＴＢ）と銀行システムで得られるもの」の差が拡大するだろうと指摘。そうしたシナリオは、「逆効果となって銀行システムの流動性の大きな縮小を引き起こすほか、含み損の問題をさらに拡大させるだろう」と警告した。
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