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概要:終盤のニューヨーク外為市場では、ドル指数が1年ぶりの安値から浮上した。3月の米小売売上高の内容が一部で懸念されていたほど弱くないと受け止められたほか、米連邦準備理事会(FRB)当局者が利上げを継続する必要があると発言したことを受けた。
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[ニューヨーク 14日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドル指数が1年ぶりの安値から浮上した。3月の米小売売上高の内容が一部で懸念されていたほど弱くないと受け止められたほか、米連邦準備理事会(FRB)当局者が利上げを継続する必要があると発言したことを受けた。
終盤のニューヨーク外為市場では、ドル指数が1年ぶりの安値から浮上した。3月の米小売売上高の内容が一部で懸念されていたほど弱くないと受け止められたほか、米連邦準備理事会(FRB)当局者が利上げを継続する必要があると発言したことを受けた。(2023年 ロイター/Sam Mircovich)
米商務省が14日発表した3月の小売売上高(季節調整済み)は前月比1.0%減少と、市場予想の0.4%減を超える落ち込みとなった。ただ、2月分の数字は0.2%減と、当初発表の0.4%減から上方改定された。
これを受け、ドルは序盤の下げから切り返した。
TDセキュリティーズ(ニューヨーク)のシニア外為ストラテジスト、マゼン・イッサ氏は、3月の小売売上高は全般的には弱い内容だったが、想定よりもネガティブ度合いは小さかったと述べた。
ジェフリーズのマネー・マーケット・エコノミスト、トーマス・シモンズ氏は「個人消費は2月と3月に横ばいとなったが、これは1月の消費の勢いが大きく伸びた後のことだ」と指摘。「要するに2月と3月の弱さは単独では悲観的に見えるが、四半期平均では1月の消費急増を背景に堅調だ」とした。
ドル指数は0.57%高の101.53。一時、昨年4月以来の安値となる100.78まで下げた。週間では5週連続安となる勢い。
ユーロ/ドルは0.44%安の1.0999ドル。一時、昨年4月以来の高値となる1.10755ドルを付けた。ドル/円は0.91%高の133.78円。
米ミシガン大学が14日発表した4月の消費者信頼感指数(速報値)は63.5と前月の62.0から上昇した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は62.0だった。一方、1年先のインフレ期待は上昇した。
FRBが14日発表した3月の鉱工業生産指数で、製造業の生産指数が前月から0.5%低下した。低下幅はロイターがまとめた市場予想の0.1%より大きかった。2023年第1・四半期は年率換算で0.3%上昇。22年第4・四半期は3.1%低下していた。
FRBのウォラー理事は14日、FRBが過去1年にわたり積極的な利上げを行ってきたにもかかわらず、インフレ率を目標とする2%に戻すことにあまり進展が見られていないと述べ、一段の利上げが必要との考えを示した。
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は13日、ロイターのインタビューで、インフレがFRBの2%目標に着実に回帰していくと予想し、0.25%ポイントの利上げを1回実施すれば現行の引き締めを終了できるとの見方を示した。
米シカゴ地区連銀のグールスビー総裁は14日、FRBが過去1年間にわたり実施してきた急速な利上げの効果が経済全体に浸透しているため、米国で今年、リセッション(景気後退)が起こる可能性は確かにあると述べた。
フェデラル・ファンド(FF)金利先物市場では、FRBが5月の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの利上げを決定する確率が81%となっている。
ドル/円 NY終値 133.77/133.80
始値 132.50
高値 133.84
安値 132.23
ユーロ/ドル NY終値 1.1000/1.1002
始値 1.1058
高値 1.1074
安値 1.0973
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