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概要:財務省が20日発表した貿易統計速報によると、2022年度の貿易赤字額は21兆7285億円の赤字だった。原油高や歴史的な円安進行で赤字額が膨らみ、年度ベースでは比較可能な1979年度以降で最大となった。
4月20日、財務省が発表した貿易統計速報によると、2022年度の貿易赤字額は21兆7285億円の赤字だった。写真は横浜で2017年撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 20日 ロイター] - 財務省が20日発表した貿易統計速報によると、2022年度の貿易赤字額は21兆7285億円の赤字だった。原油高や歴史的な円安進行で赤字額が膨らみ、年度ベースでは比較可能な1979年度以降で最大となった。
輸出は前年比15.5%増の99兆2265億円だった。これに対し、輸入は32.2%増の120兆9550億円で、差額の赤字額が膨らんだ。
これまでは東日本大震災後の原発停止で燃料輸入がかさんだ13年度(13兆7564億円)の赤字額が最も大きかった。
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