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概要:来週の東京株式市場は、神経質な値動きが想定されている。日米で中央銀行の会合を控える中、これまでの上昇を受けて高値警戒感がくすぶる。一方、海外勢による日本株買い継続を背景にした株価の先高観も根強い。イベントで大きなサプライズがなければ、上値を探る余地があるとみられている。
6月9日、来週の東京株式市場は、神経質な値動きが想定されている。日米で中央銀行の会合を控える中、これまでの上昇を受けて高値警戒感がくすぶる。
[東京 9日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、神経質な値動きが想定されている。日米で中央銀行の会合を控える中、これまでの上昇を受けて高値警戒感がくすぶる。一方、海外勢による日本株買い継続を背景にした株価の先高観も根強い。イベントで大きなサプライズがなければ、上値を探る余地があるとみられている。
日経平均の予想レンジは3万1500円─3万3000円。
<CLSA証券 エグゼキューション・サービス統括本部長 釜井毅生氏>
「主要中銀の会合が予定されるが、サプライズがなければ株価は底堅いだろう。最大の注目イベントはFOMC(米連邦公開市場委員会)。市場のコンセンサスは利上げの見送りで固まりつつあるが、カナダ中銀のようにサプライズ的な利上げがあれば、グロース株中心に重しになる。日銀会合は現状維持がコンセンサス。仮に修正に動くなら円高経由の株安になりそうだ」
「需給面では、国内機関投資家が9週連続で売っていたが、買いに転じるようなら一段の株高もあり得る。足元では株高を受けたリバランスの売りが注目されたが、これが一巡した後の動向に目配りが必要だろう。企業の株主総会では、アクティビストによる提案の採否が材料視される可能性がある」
<松井証券 シニアマーケットアナリスト 窪田朋一郎氏>
「日米欧の中央銀行イベントをこなす週となり、ボラティリティーが高まるリスクがある。FOMCでは、利上げに打ち止め感が出るかがポイント。仮に6月に利上げして7月利上げも否定しないとなると、ここまで買われてきたグロース株はいったん売られる可能性がある」
「日銀が動かないようなら、株高継続が期待できそうだ。このところ売買代金が膨らんでおり、相場のエネルギーもうかがえる。国内インフレの強まりと金融緩和とで実質金利が低下している中、なお緩和継続となると、内外投資家からの日本株人気は継続しやすい」
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