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概要:ニューヨーク外為市場ではドルが上昇。5月米消費者物価指数(CPI)の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控え、一時付けていた2週間ぶり安値から戻した。
[ニューヨーク 9日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが上昇。5月米消費者物価指数(CPI)の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控え、一時付けていた2週間ぶり安値から戻した。
ニューヨーク外為市場ではドルが上昇。5月米消費者物価指数(CPI)の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控え、一時付けていた2週間ぶり安値から戻した。
13─14日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)では、利上げは見送られるとの見方が大勢。ただ、タカ派姿勢は維持し、インフレが高止まりするようであれば7月に利上げを実施する可能性を示唆する公算が大きいとみられている。
UBSのFXストラテジスト、バシリ・セレブリアコフ氏は「米連邦準備理事会(FRB)は引き続き一段の行動が必要と考えており、政策緩和期待をけん制するだろう」と指摘。FRB当局者が金利・インフレ見通しを上方修正するとみられており、「そういった意味でFRBはタカ派姿勢を維持する」という考えを示した。
13日に発表される5月CPIは前年同月比4.1%、コアは5.3%それぞれ上昇すると予想されている。
終盤の取引で、ユーロ/ドルは0.3%安の1.0749ドル、ドル/円は0.34%高の139.40円。
主要通貨に対するドル指数は0.22%高の103.53。
来週はFOMCのほか、欧州中央銀行(ECB)理事会、日銀の金融政策決定会合が開かれる。ECBは0.25%ポイント利上げ、日銀は金利据え置きがそれぞれ予想されている。
ドル/円 NY終値 139.34/139.37
始値 139.51
高値 139.59
安値 139.04
ユーロ/ドル NY終値 1.0747/1.0751
始値 1.0760
高値 1.0783
安値 1.0744
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