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概要:26日の米株式市場ではS&P500種株価指数がほぼ変わらず。ナスダック100指数は軟調となったが、ダウ工業株30種平均は13営業日連続で上昇し、1987年以来最長の連続高となった。国債利回りは低下。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が連邦公開市場委員会(FOMC)は1会合置きの利上げに傾斜しているのかどうかも含め、将来の政策行動について何も決定していないと発言したため、9月会合で利上げを見送るとの見方が強まった。
26日の米株式市場ではS&P500種株価指数がほぼ変わらず。ナスダック100指数は軟調となったが、ダウ工業株30種平均は13営業日連続で上昇し、1987年以来最長の連続高となった。国債利回りは低下。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が連邦公開市場委員会(FOMC)は1会合置きの利上げに傾斜しているのかどうかも含め、将来の政策行動について何も決定していないと発言したため、9月会合で利上げを見送るとの見方が強まった。
株式 | 終値 | 前営業日比 | 変化率 |
---|---|---|---|
S&P500種株価指数 | 4566.75 | -0.71 | -0.02% |
ダウ工業株30種平均 | 35520.12 | 82.05 | 0.23% |
ナスダック総合指数 | 14127.28 | -17.28 | -0.12% |
FOMCは定例会合で、主要政策金利を0.25ポイント引き上げることを決定。フェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジは5.25-5.5%で、22年ぶりの高水準となった。一段のインフレ沈静化に向けて政策を微調整する中、さらなる利上げに動く可能性も残した。
FOMC、22年ぶり高水準に金利引き上げ-追加利上げの可能性残す
決算もこの日の主な材料となった。グーグルの親会社アルファベットは上昇。25日発表した4-6月(第2四半期)決算では売上高がアナリスト予想を上回った。マイクロソフトは下落。4-6月決算では、売上高が緩慢な伸びにとどまった。テキサス・インスツルメンツ(TI)も下げ、半導体株の上値を重くした。同社は7-9月(第3四半期)の業績について低調な見通しを示した。
アルファベット株上昇、4~6月売上高が予想上回る-広告事業堅調
マイクロソフト、クラウド事業減速-AI製品期待に影落とす
米TIの7-9月売上高見通し、市場予想下回る-時間外で株価下落
バーンセン・グループのデービッド・バーンセン最高投資責任者(CIO)は「大手ハイテク企業の決算は非常にダーウィン主義的で、投資家は本当に好調な決算を出した企業だけに報いるようになっている。大手ハイテク株の年初来の急激な上昇の後、現在は各企業の株価が互いにかなり非相関的な段階に移行している」と指摘した。
時間外取引ではメタ・プラットフォームズが上昇。売上高見通しが市場予想を上回った。
米国債
米国債相場は総じて上昇。金利スワップ市場では、年内の0.25ポイント追加利上げの確率が47%と、わずかに低下した。
国債 | 直近値 | 前営業日比(bp) | 変化率 |
---|---|---|---|
米30年債利回り | 3.94% | 0.9 | 0.24% |
米10年債利回り | 3.87% | -1.8 | -0.46% |
米2年債利回り | 4.85% | -2.5 | -0.51% |
米東部時間 | 16時55分 |
キー・プライベート・バンクの債券担当マネージング・ディレクター、ラジーブ・シャルマ氏は「われわれの見解では、利上げサイクルは終了し、FOMCは年内にわたって金利を維持するだろう。直近の市場の反応も期間が短めの国債利回りが若干低下していることから、この見方を裏付けている」と述べた。
外為
外国為替市場ではドル指数がFOMC声明後に下げ幅を拡大した。円は日本銀行が金融政策で予想外の決定を下す可能性に備えて小幅に上昇。一時は139円93銭まで上げた。
為替 | 直近値 | 前営業日比 | 変化率 |
---|---|---|---|
ブルームバーグ・ドル指数 | 1210.87 | -3.04 | -0.25% |
ドル/円 | ¥140.24 | -¥0.66 | -0.47% |
ユーロ/ドル | $1.1087 | $0.0032 | 0.29% |
米東部時間 | 16時55分 |
ジェフリーズのストラテジスト、ブラッド・ベクテル氏はFOMCについて、「フェアウエーの真ん中にボールを置いているように見える。市場を混乱させるほどではないが、いずれかの方向に納得させるわけでもない。必要なら将来の会合で動く選択肢を残すという微調整を行う豪中銀やカナダ中銀と同じモードにあるようだ」と述べた。
TDセキュリティーズのチーフFXストラテジスト、マーク・マコーミック氏は「ドルは対円で1ドル=140円を割り込んでいくとみている。今週の日銀会合はライブになると考える。一方、米国のデータが雇用コストや個人消費支出(PCE)でさらに予想を下回る結果となれば、7月が最後の利上げになるとの見方が強まる」と述べた。
原油
ニューヨーク原油先物相場は反落。米国の原油在庫が予想ほど減少しなかったため、売りが優勢になった。
原油在庫の減少幅は60万バレルにとどまった。しかし、米国の主要な原油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫が5月以来の低水準近くにとどまっていることから、下げは限定的だった。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は85セント(1.1%)安の1バレル=78.78ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント9月限は同72セント安の82.92ドル。
金
ニューヨーク金相場は続伸。ドル安を背景に買いが続いた。
米銀JPモルガン・チェースは、米国のリセッション(景気後退)入りが想定される中で金相場の妙味が高まっているとみている。金スポット価格は年内には1オンス=2000ドルの節目を突破し、米利下げが始まるであろう2024年には最高値を更新すると見込む。
金相場は来年に最高値更新へ、FRBの利下げ開始で-JPモルガン
金スポット価格はニューヨーク時間午後3時56分現在、0.5%高の1975.05ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物12月限はFOMC政策発表前に、6.70ドル(0.3%)高の2009.50ドルで終了した。
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