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概要:ロシア統計局が9日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.30%上昇し、前月の3.25%から伸びが加速した。ロイターのアナリスト予想と一致した。中銀のインフレ目標は4%。
ロシア統計局が9日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.30%上昇し、前月の3.25%から伸びが加速した。写真は、モスクワ市内の百貨店内の様子。2020年3月26日に撮影。(2023年 ロイター/Evgenia Novozhenina)
[9日 ロイター] - ロシア統計局が9日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.30%上昇し、前月の3.25%から伸びが加速した。ロイターのアナリスト予想と一致した。中銀のインフレ目標は4%。
前月比では0.63%上昇した。6月は0.37%上昇、アナリスト予想は0.7%上昇だった。
労働者不足と通貨ルーブル相場の急落でインフレ圧力が強まっている。
ロシアのインフレ率は昨年のウクライナ侵攻直後に2桁台となったため、今年はその高いベース効果により前年比で中銀目標を下回っていたが、再び上昇している。
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