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概要:米フォード・モーターは7日、全米自動車労組(UAW)が代表を務める米国の時間給労働者8000人の賃上げを発表した。労組との契約は1週間後に切れる。
米フォード・モーターは7日、全米自動車労組(UAW)が代表を務める米国の時間給労働者8000人の賃上げを発表した。労組との契約は1週間後に切れる。
フォードの声明によると、この賃上げはUAWとの2019年の契約で交渉されたもので、時給を4.33ドル、年にして9000ドル引き上げる内容。この措置により、最高賃金が時給約32ドルに到達するまでの期間が早まり、従来の8年から最短4年に短縮されると、フォードは説明した。
フォードの動きについてコメントを求めたが、UAWはすぐには回答しなかった。
UAWは今回の交渉で46%の賃上げを求めており、ボーナスを含めて15%の賃上げを提示したフォードの最初の対案を拒否した。フォードの5万7000人の米時間給労働者は4年の現行契約が今月14日に満了となる。
UAWのショーン・フェイン委員長は、期限までに合意に至らなければ、フォード、ゼネラル・モーターズ(GM)、ステランティスで働く約15万人の組合員を動員してストライキを起こすと警告している。
UAW委員長がビッグ3に宣戦布告-46%賃上げと週32時間労働を要求
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