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概要:米銀シティグループはジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)の下で組織体制の刷新を進め、それに伴う人員削減も準備している。
米銀シティグループはジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)の下で組織体制の刷新を進め、それに伴う人員削減も準備している。
13日の発表文によると、世界約160カ国で事業を展開するシティは3人の地域統括CEOを置いてきたが、今後はこれを廃止する。体制の刷新でフレーザー氏を支える少なくとも4人の最高幹部が新たな職務に就く。また同行は投資銀行部門の監督も行う銀行部門の責任者を探している。
人事に関する情報であることを理由に匿名で語った関係者によると、体制変更に伴って人員削減が行われることになるが、その規模についてはまだ明確になっていない。
シティは今後、5つの主要事業部門に注力する。シャーミール・ハリク氏が率いるサービス部門、アンディ・モートン氏が率いるトレーディング部門、ゴンサロ・ルケッティ氏が率いる米国パーソナル・バンキング部門などだ。ピーター・バベジ氏が暫定的に銀行部門を率い、バンク・オブ・アメリカ(BofA)出身のアンディ・ジーク氏がウェルスマネジメント部門の責任者に月内に就く。
シティ、BofAのジーク氏をウェルスマネジメント責任者に起用
フレイザーCEOは13日の投資家会議で同組織再編について説明するとみられる。
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