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概要:自動車部品メーカーのアイシンは、全米自動車労働組合(UAW)と米3大自動車メーカー(ビッグスリー)の交渉が妥結せずにストライキに突入した場合、広範囲の影響が及ぶと懸念している。
スト突入なら「直接的な影響を目にするだろう」-ターピン氏
UAWは14日夜までに労働協約で合意できなければスト辞さずと警告
自動車部品メーカーのアイシンは、全米自動車労働組合(UAW)と米3大自動車メーカー(ビッグスリー)の交渉が妥結せずにストライキに突入した場合、広範囲の影響が及ぶと懸念している。
アイシン米子会社のスコット・ターピン社長は13日、「われわれは直接的な影響を目にするだろう」と述べ、ゼネラル・モーターズ(GM)とステランティスの施設で操業が停止すれば「当然ながら、こらら企業への当社からの出荷は抑えられることになる」と説明した。両社はアイシンの売り上げの約15%を占める。
UAWは14日夜までに4年間の新しい労働協約で合意できなければスト実施も辞さないと、GMとステランティス、フォード・モーターに警告している。アイシンの米工場は労働組合化されていないが、ビッグスリー工場の操業停止が長引いた場合、「波及効果」は避けられないとターピン氏は指摘した。
ターピン氏はデトロイトで開かれている北米国際自動車ショーでのインタビューで、「当社はビッグスリーに直接供給している業者からも購入している。いくつかの当社サプライヤーは脆弱(ぜいじゃく)なため、われわれはこのサプライベースへの影響を懸念している」と語った。
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