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概要:全米自動車労組(UAW)のフェイン委員長は13日、3大自動車メーカー(ビッグスリー)との新たな労働協約に向けた協議で依然大きな隔たりがあり、各社の一部工場でストライキを実施し、他の工場を追加する可能性があることを明らかにした。
全米自動車労組(UAW)のフェイン委員長は13日、3大自動車メーカー(ビッグスリー)との新たな労働協約に向けた協議で依然大きな隔たりがあり、各社の一部工場でストライキを実施し、他の工場を追加する可能性があることを明らかにした。
スト回避の可能性はなお残されているものの、UAWとゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーター、ステランティスはストの期限に近づいている。現行労働協約は米東部時間14日深夜に期限切れとなる。
同委員長は合意が成立しない場合、UAWが当初、一部の地域で限定的にストを実施すると説明。交渉の進展次第でさらに追加し、3社全てで仕事を完全にストップさせる可能性もある。
委員長は組合員15万人を対象としたフェイスブックのライブ放送で、「われわれの重要な優先事項に関して、まだ大きくの隔たりがある」として、「これらの企業がかつて経験したことのない方法でストを行う用意がある」と語った。
同委員長は対象工場の最終決定は、スト発表の直前に下されると述べた。UAWは現行契約を延長しないため、ストを実施しない工場の労働者は期限切れの協約の下で働くことになる。
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