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ＵＢＳ、ＮＹのバンカーやトレーダーをクレディＳのオフィスに再配置
概要：スイスの銀行ＵＢＳグループは、同行の投資銀行とトレーディングの各業務をクレディ・スイスのニューヨークオフィスに移転する計画だ。ＵＢＳは買収したクレディ・スイスとの事業統合を進めている。
法務やコンプライアンス、人事などのグループ機能も移される
ウェルス・マネジメントや資産運用の従業員はＵＢＳオフィスに残る
スイスの銀行ＵＢＳグループは、同行の投資銀行とトレーディングの各業務をクレディ・スイスのニューヨークオフィスに移転する計画だ。ＵＢＳは買収したクレディ・スイスとの事業統合を進めている。
マーケッツ事業を含む投資銀行部門は、ニューヨーク・マンハッタンのフラットアイアン地区に位置するマディソン街11番地が所在地となる。従業員向けの文書で明らかになった。法務やコンプライアンス、人事などのグループ機能も移される。
「統合が進展する中、コラボレーションの強化を推進し、統合会社の最善部分を顧客に提供する機会を引き続き優先する」とＵＢＳの幹部らは同文書で説明。この計画は今後１年半から２年にわたって実施されるとしている。
ＵＢＳはクレディ・スイスが３月に破綻寸前に陥った後、歴史的な買収を成立させてわずか数カ月後に完全統合を開始した。統合の一環として、ＵＢＳは今週ロンドンの従業員に対して、クレディ・スイスの一部行員をロンドンの金融街シティーの複合施設ブロードゲートにあるＵＢＳのオフィスに配置転換すると伝えていた。
ＵＢＳ、一部クレディＳ行員のカナリーワーフからの配置転換を計画
ニューヨークでは、グローバル・ウェルス・マネジメント部門のスタッフは６番街1285番地のＵＢＳオフィスに残る。資産運用部門の従業員とそのサポートスタッフも同オフィスにとどまる。
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