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概要:パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が率いる来週の連邦公開市場委員会(FOMC)は、利上げ完了を示唆するには至らないもようだ。
ECBの「ハト派的な利上げ」と対照的、引き締めバイアス維持へ
「FRBが利上げ完了を示唆することは、まずない」-カスマン氏
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が率いる来週の連邦公開市場委員会(FOMC)は、利上げ完了を示唆するには至らないもようだ。
インフレ率が依然として目標の2%を上回り、経済成長も堅調なことから、今月19ー20日の会合では政策金利を据え置くにしても、引き締め政策へのバイアスは維持する可能性が高い。
JPモルガン・チェースのチーフエコノミスト、ブルース・カスマン氏は、「FRBがこの段階で利上げ完了を示唆することは、まずない」と述べた。
14日の欧州中央銀行(ECB)政策決定は「ハト派的な利上げ」と受け止められたが、来週のFOMCは「タカ派的な据え置き」になる可能性が高まっている。
パウエル議長は8月25日、ジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム)での講演で、供給に合わせて需要を抑えながらインフレをさらに押し下げる取り組みの中で、当局者らは「経済が予想されていたほどに冷えていない兆候に注意している」と述べた。
来週のFOMC後に公表される最新のメンバー予測では、今年の経済成長率見通しが大幅に引き上げられると見込まれている。6月予測では中央値で1%成長が予想されていた。
LHマイヤー/マネタリー・ポリシー・アナリティクスのエコノミスト、デレク・タン氏は「パウエル氏が決定的な利上げ終了を宣言する余地はあまりないだろう」と話す。「9月に利上げを見送るのだから、選択肢が残されていることを強調する方が賢明だ」と述べた。
JPモルガンのカスマン氏は最新の金利予測分布図(ドットプロット)では、年内にもう一度政策金利を引き上げるというのがFOMCメンバーの中央値予測になりそうだと話す。その場合は、11月会合か12月会合に利上げの可能性が残される。
FOMC後の記者会見でパウエル氏はインフレを低下させたこれまでの進展を強調しながら、若干ニュアンスの加わった発言をするかもしれないと、カスマン氏は続けた。
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