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Ｇ７、ロシア産ダイヤモンドの輸入禁止を計画－ベルギー
概要：ベルギー政府関係者が15日に語ったところによると、ロシア産ダイヤモンドの輸入禁止措置が今後２、３週間以内に主要７カ国（Ｇ７）間で合意される見通しだ。
ロシア産ダイヤの原石
欧州でロシア産ダイヤを制裁しようとした以前の試みは、ベルギーのような主要な輸入国からの抵抗を受けた。輸入国は単なる禁輸措置では取引場所が他に移るだけだと主張していた。間接的な禁止措置は、国境を越えたロシア産ダイヤを追跡することによって、その動きを制限しようとするものだ。ベルギーはＧ７メンバー国ではないが、以前にＧ７が効果的なメカニズムを見いだせば禁止を支持すると表明していた。
ダイヤの原産地はサプライチェーンの開始時点では明確だ。戦争の資金源となったいわゆる「血のダイヤ」の販売をなくすことを目的に定められた「キンバリー・プロセス」に基づく証明書が発行されるためだ。しかしその後は、ダイヤの追跡は困難になる。
Ｇ７はまだダイヤ禁輸に関する技術的な詳細を詰める必要があるが、欧州連合（ＥＵ）は秋に制裁規則を策定することができると、関係者は話した。計画では、ロシアのダイヤ生産会社アルロサから直接、あるいはインドやアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）の再販業者から、ダイヤの原石や研磨されたダイヤの購入を禁止することになっている。
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