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概要:米投資運用会社ブラックロックの大口顧客はプライベート投資をポートフォリオに取り入れていると、同社のエドウィン・コンウェイ氏が指摘した。
顧客の機関投資家、ポートフォリオの20-50%を振り向ける
5月にクレジットおよびプライベート資産事業の首脳陣刷新
米投資運用会社ブラックロックの大口顧客はプライベート投資をポートフォリオに取り入れていると、同社のエドウィン・コンウェイ氏が指摘した。
株式プライベート市場グローバル責任者を務めるコンウェイ氏は14日、ブルームバーグテレビジョンに対し、顧客の機関投資家はポートフォリオの20-50%をプライベート市場に振り向けていると語った。富裕層の関心は「まだ初期段階」だが「極めて大きな需要と伸び」がこれまでにあったとし、組み入れ比率は2-5%だと説明した。
「だが実際には、顧客はパブリック市場のエクスポージャーと合わせて考えている。一方か他方ではなく、一方と他方だ」とした上で、「このため、将来のポートフォリオに対しはるかに総合的なアプローチを取る場合、成功に向けた重要な要素としてプライベート市場を取り入れる必要がある」と語った。
エドウィン・コンウェイ氏がブルームバーグTVの番組で語る
Markets: The Close.
ブラックロックは5月、こうした戦略により重点を置くチームを構築するためクレジットおよびプライベート資産事業の首脳陣を刷新した。その際にコンウェイ氏は、ベンチャーやプライベートエクイティー(PE)、インフラ、成長株投資、それにクリーンエネルギーへの世界的な移行に関連する投資戦略に専念する部門のトップに起用された。
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