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イエレン米財務長官、原油高は望ましくないがいずれ安定するはずだ
概要：イエレン米財務長官は19日、最近の原油価格上昇は望ましくないが、いずれ安定するはずだと指摘。米経済はなおもソフトランディング（軟着陸）の軌道を進んでいるとの考えを示した。
米国は「ソフトランディングに向けて良好な軌道を進んでいる」
議会が連邦政府機関の閉鎖を強いる理由は一切ない－イエレン氏
イエレン米財務長官は19日、最近の原油価格上昇は望ましくないが、いずれ安定するはずだと指摘。米経済はなおもソフトランディング（軟着陸）の軌道を進んでいるとの考えを示した。
イエレン氏はＭＳＮＢＣとのインタビューで、市場の予想では原油価格は時間と共に「安定し、下落する」ことが示唆されていると発言。それは自身の期待および予想でもあると付け加えた。
北海ブレント原油先物相場は同日の取引で、昨年11月以来初めて１バレル＝95ドルを上回った。イエレン氏はこうした原油高について、原油の減産を維持するというサウジアラビアの決定や、中国経済が予想より緩やかなペースながらも新型コロナウイルス関連のロックダウン措置から回復していることを一部反映していると述べた。
原油続伸､北海ブレント10カ月ぶり95ドル－100ドルのリスク高まる
米国の見通しについては、「ソフトランディングに向けて良好な軌道を進んでいる」と指摘。労働市場は力強く、インフレ率は低下しつつあり、経済には「多くの勢い」があるとの見方を改めて示した。
議会については、10月１日から始まる新会計年度の予算案を成立させないことで、連邦政府機関の閉鎖を強いる理由は一切ないとの従来の見解を繰り返した。
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