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概要:米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利を来年に入っても高水準に維持する公算が大きいことを示唆したのを受け、債券トレーダーらは米国債利回りの上昇が続くとの見方を強めている。
2年債利回りがまだピークに達していないとの回答は58%
24年後半まで政策金利がピーク水準に維持されると半数が予想
米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利を来年に入っても高水準に維持する公算が大きいことを示唆したのを受け、債券トレーダーらは米国債利回りの上昇が続くとの見方を強めている。
FOMCの20日の政策決定後に実施されたブルームバーグ「マーケッツ・ライブ(MLIV)パルス」調査では、2年債利回りがまだピークに達していないと答えたのは回答者172人の58%に上り、10年債利回りが4.5%超に上昇するとの見方が大勢だった。2年債利回りは20日に一時、2006年7月以来の高水準となる5.18%まで上昇。10年債利回りは約4.41%に達した。
Where Will 10-Year Treasury Yields Peak?
Here\'s what Bloomberg terminal users said ...
Source: Bloomberg MLIV Pulse survey with 172 respondents, taken immediately after the FOMC decision
FOMCは20日に政策金利の据え置きを決めたが、当局者は年内にあと1回の金融引き締めを行う可能性を示唆し、24年の利下げ幅の予測を縮小した。
米経済に驚くほど回復力がありインフレとの闘いが主な関心事項となる中、金融引き締めが続く態勢にあるとの金融当局のメッセージが予測で鮮明になった。その結果、当局のギアチェンジ時期を巡るトレーダーの予想はずれ込み、当局が利下げに踏み切れば債券相場が上昇するとの期待は後退した。
KPMGのチーフエコノミスト、ダイアン・スウォンク氏はブルームバーグテレビジョンの番組で、最近のデータを総合的にみれば、米金融当局に「金利をより高くより長く維持する」よう促すものだと指摘。「これは19年に見られた世界とは異なるものだ」と付け加えた。
MLIV調査の回答者の過半数(57%)は、今回の利上げ一時停止にもかかわらず、FOMCは利上げを継続すると予想した。過去の引き締めサイクルでは、米国債利回りは政策金利と同水準付近でピークを迎える傾向があったため、利回りには一層の上昇余地がありそうだ。
Yields and Rates Will Keep Climbing
Source: Bloomberg MLIV Pulse survey with 172 respondents, taken immediately after the FOMC decision
また、調査回答者の半数は、米金融当局が24年後半まで政策金利をピーク水準に維持すると予想。4-6月(第2四半期)まで同水準に据え置くとの回答は4分の1強だった。
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